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EFFECTION
-メディアを活用した作品の応用-

​メディアを使い作品の可能性を広げていく。 

高校では自身の表現の場としてSNSを活用してきた。

そこで、自身の思想や作品を軸に、様々なメディアを媒体に

活動の幅を広げていくことも可能であると知った。

アートはメディアとの組み合わせによって

人や地域、さらには世の流れすらも​巻き込む

大きな可能性を秘めていると考える。

​私はこれからもメディアやアートが与える影響を追求していきたい。

<SNSにおけるインフルエンス作品>

​シリーズ名:キョンシーちゃん

↑キョンシーちゃん No.16

ツール;Photoshop・Blender。

 SNSにおけるインフルエンス活動においては、この「キョンシーちゃん」の愛称で親しまれているキャラクターを制作している。

 昨年、家族と死別したショックが原因で生活習慣が乱れてしまい、不眠症や白髪の増加、そして当時私がつけていた丸眼鏡と死の象徴であるキョンシーからこのキャラクターが生まれた。

​ 服にはこだわり、Blenderを用いて光沢やシワの様子を確認しながらデザインすることもあった。

 このキャラクターを作品や背景とともにSNSにアップロードすると、瞬く間に数万人以上に拡散され、グッズ化やアニメーション制作をして頂いたりなど予想以上の反響もあり、​現在は約8万人のSNSフォロワーを得るまでになった。

↑キョンシーちゃん No.19

<地域提携による広報作品①>

​作品名:asahi guitarist

サイズ:A2

ツール;Photoshop・Clip Studio Paint EX

​コンセプト;旭市

 

 祖父が住む大阪市旭区で主催するミュージックイベントのメインビジュアルを担当した。

 絵の背景には旭区名物のアイス屋の写真を、服やギターも旭区の店で買えるもの採用させていただき、来場者には割引券を配布するなど地域提携を強化した。

 まだ私が無名だったにも関わらず、ファンの来場を得ることができるなど、想定外の宣伝効果もあった。

クライアントである祖父の理想を可能な限り汲み取り、作品を提供する経験は初めてで、作品から実際に収入を得ることの難しさを実感した。

 以降毎年ポスターを担当させてもらっているが、旭区の人なら誰でも知っている有名スポットやコーディネートにも工夫を凝らして臨むようにしている。

 

​​

↑旭ミュージックフェスタのようす

<地域提携による広報作品②>

1,特産品NFTアートプロジェクト

作品名:SASAYAMA GIRL

サイズ:1;1(正方形)

ツール;Photoshop・Opensea

​コンセプト;丹波篠山市を知ってもらう

 

兵庫県丹波篠山市の獣害問題を多くの人に知ってもらうため、特産品とNFTアートを同時販売するプロジェクトを企画した。

 花札の活動が盛んな市の文化を反映し、黒豆や栗、獣害の猪・猿・鹿をモチーフにした18種類のNFTアートを制作。

 市の伝統文化に加え、現代風の女性キャラクターを取り入れ、8月中旬に販売を開始。関係者の協力と宣伝により、数日で半数が売れ、この活動を通じて他地域でもNFTを活用したプロジェクトの企画が進みつつあるといったような多方面への影響も及ぼすことができた。

2,アートワークショップ

 過疎化が進む市内で、5月開催の個展「HYPOTHESIS」を丹波篠山市でも開催して地方開催の意義を再確認できないかと考え、親子で楽しめるアートワークショップを通じ、地域の関係人口を増やす取り組みを実施、キャンプ場や温泉などが集まる複合施設で開催し、SNSを通じた告知で約50組が参加した。

 ワークショップでは子供たちが自由に絵を描く体験を提供し、親からも感謝の声をいただくなど、親子でアートを楽しむ機会を提供できたと感じている。

 また、温泉の割引券配布などで地域交流を促進し、費用面でも都内開催よりコストを削減できた。この成功を踏まえ、今後も地方とアーティストの協力の場を広げ、次回はさらにイベント内容を充実させたいと考えている。

<アニメーション作品(美術部部活動紹介動画)>

​実際のキャラクターシート↑

サイズ   約90秒
配信媒体  Tik Tok , X 他

サイズ、4:3

ツール;Clip Studio Paint EX

​コンセプト;桃山学院美術部を盛り上げる

 私が副部長を務めた美術部はコロナ禍で生徒数が激減し、廃部の危機にあった。部活のイメージを柔らかくするため、「誰でも絵が描ける」と伝えることを目標に、流行りの漫画やアニメを取り入れた部活紹介アニメを制作した。   

 総作画約1200枚超えのアニメを一人で仕上げ、多くの生徒が美術部に興味を持つようになり、部員数は前年度の4倍に。さらに、TikTokに投稿した動画は800万再生を超える反響があり「私もこの部活に入りたい」という声も多数頂いた。

 私の退部後も部員数は安定し、美術部に良い影響を与える結果に。この経験を通じて仕事をやり切る力や自分のポテンシャル、SNSを使って作品を広める力を身につけました。

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